箕輪さん所属の幻冬舎、編集者の求人はしているのか?

幻冬舎 転職・求人
幻冬舎Webサイトより

天才編集者・箕輪厚介さんの事件が週刊文春で報じられています。報道を読んで思うところもありますが、まだ本人の反論も聞いていないですし、今回のテーマとは違うのでここでは触れません(が、小田嶋隆さんのコラムはよく書けていたと思いました)。幻冬舎の編集者求人情報を調べてみました。

幻冬舎ってどんな会社?

その箕輪さんはよく知られているように幻冬舎の所属です。幻冬舎は、角川書店の編集者だった見城徹氏(社長)が仲間と設立した会社です。見城氏らの独立のきっかけは、角川春樹さんのコカイン事件です。1993年11月12日設立で、社名は作家の五木寛之さんの命名だそうです。

たしか幻冬舎は上場していたんじゃないかなと思い調べましたが、やはりJASDAQに上がっていました。経営陣がMBOして上場廃止になっています。

ベストセラーも多く出していて、よく覚えているものだけでも『13歳のハローワーク』(村上龍)、『ダディ』(郷ひろみ) 、『大河の一滴』(五木寛之) 、『弟』(石原慎太郎)、 『ふたり』(唐沢寿明)、 『永遠の仔』(天童荒太)などがあります。特に昔は芸能界に強いイメージでしたが、最近ではクラウドファンディングのCAMPFIREと共同で会社を作ったり、NewsPicksブックスを立ち上げたりと、ユニークな取り組みをしている面白い企業だなという印象があります。

幻冬舎の編集者求人は?

その幻冬舎は編集者の求人をしているのでしょうか。

公式サイトに求人情報が出ていましたが、正社員の募集は現在していません。編集局の求人はアルバイトとあり、平日3日、時給1100円なので、将来編集者になりたい学生さん向けでしょう(雑誌『ゲーテ』編集部のアシスタントも募集しているようですが、これもバイトのようです)。

正社員で編集者を募集しているのは子会社の幻冬舎メディアコンサルティングです。幻冬舎のサイトにある求人情報の下のほうにその情報はありました。一部抜粋してみます。

1. 職種ブランディング書籍の企画・編集制作
2. 勤務地東京
3. 応募資格大卒以上  
経験者歓迎
4. 待遇正社員  
当社規定による
5. 選考方法書類選考の上、面接日を通知
6. 応募書類(1)履歴書(写真貼付)  
(2)職務経歴書(書式自由)  
※尚、提出書類 は一切返却いた しません。  
▼下記、採用サイトからもご応募いただけます。  
https://www.gentosha-mc.com/recruit/

分かることはほとんどないですが、履歴書や職務経歴書などを普通に出す普通の受付スタイルなんですね。意外に普通な感じがしましたが、それもそのはず(と言っていいか分かりませんが)、募集しているのは「ブランディング書籍」の担当者です。

ブランディング出版・ブランディング書籍とは?

「ブランディング書籍」とは、要は自費出版のことで、起業家や個人事業主、士業など“名前で”仕事をしたい人が出すものです。幻冬舎メディアコンサルティングはそういうジャンルの書籍を出す出版社です。

一般に編集者というと、尖った人も多いですが(箕輪さんもそういうイメージでしょう)、ブランディング書籍の編集担当者には、尖ったところはあまり求められません。

編集者が著者を探したり育てたりする一般の書籍とは異なり、ブランディング書籍は、費用が(一部でも)負担できる、書籍を出したい人を探して営業して本を出してもらうものです。筆者はお金を出してでも本を出すことで箔を付け、営業に使うわけです。名前も売れますし、その道の専門家と思ってもらえます。

そういう性格の本ですから、編集者が「今からこのテーマがクル」「この人に本を書かせたい」という目利き力を発揮することは、あまり求められません。

ちょうど今はブランディング出版の編集者しか募集していないようですが、また編集者を募集することもあるでしょう。箕輪さんの報道と同様引き続き注視したいと思います。

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