2月22日 MSと欧州メディア団体が連携 記事対価制度構築で
結局、グーグルはグーグル、FacebookはFacebook、MSはMSで動いてたらダメでしょうね。
2月23日 「クーデター」表現禁止 ミャンマー国軍 メディア圧力強化
記事にはこう書かれています。
ミャンマー情報省は13日、国内外の記者や報道機関が加盟するミャンマー報道評議会に文書を送り、「不正確な言葉は市民の不安をあおる」と指摘。評議会幹部によると、クーデターを「権力移譲」という言葉に置き換えるよう指示があった
残念なことですが、メディアはどう反応しているのでしょうか。経営陣は国の言いなり、現場が反発、という事態は起きているようです。
地元メディアによると、地元紙ミャンマー・タイムズでは、経営陣が軍事政権の定めた用語を使うよう求め、反発した10人以上の記者が辞職した。
国の免許が必要な形で事業を営んでいるメディアはこういう時、厳しい選択を迫られますが……。メディアの行動に注視したいと思います。

2月24日 SDGsをより身近な存在へ ディップ、SDGs専門メディア「SDGs CONNECT」をリリース
CSRですかね。AIによる記事キュレーションをするそうですが、この意味が分かりませんね。これから掲載するのに計1万件って?
AIによるキュレーション機能を搭載しておりSDGsに関するニュースやSDGsの動向など計1万件以上の最新情報を掲載してまいります

2月25日 ANA、機内新聞をデジタル化。「翼の王国」も
全日空がこれまで機内だけで提供していたものをデジタルにして配信することで、アプリでどこでも読めるようにするそうです。さらに、機内では希望者にA5サイズとコンパクトにした冊子版を提供するといいます。
飛行機の利用機会が著しく減っている中で不可避の動きでしょう。ただ、機内誌を日常的に読みたい人がどれだけ居るかは疑問で、「機内でなくても読みたくなるような内容」に変えなければいけないかもしれませんね。
あと、A5版って小さすぎやしませんかね?

2月25日 ニールセン Z世代とミレニアル世代のメディア消費状況を発表
サブタイトルに「Z世代とのコミュニケーションでは、動画とソーシャルネットワークの活用方法の把握が重要」と分かりきったことが書いてありますが……

インターネットを利用する際のデバイスで、ミレニアル世代より若いZ世代のほうが多いのは意外でした(といっても誤差程度ですが)。ミレニアル世代とZ世代の違いで目立つのは、ソーシャルメディアの活用状況や、テレビを見ながらスマホで利用するコンテンツにソーシャルメディアを上げている人の割合でしょうか。
そもそも使っているソーシャルメディアが同じなのか疑問なのと、ミレニアル世代の幅が広すぎますよね。25歳と39歳が同じくくりにされるのもおかしいと思います。

補足 リリースはニュースじゃないのですが……
GoogleニュースやYahoo!のニュース検索では、多数のプレスリリースがヒットします。というか、単語によってはリリースしか出てこないありさまで、これにはちょっと辟易しています。
まさにこの記事を含む、「メディアニュース」の記事でも、プレスリリースをネタ元として採用していますが、筆者はリリース=ニュースではないと思います。リリースの中で「これはニュースだ」と思うものを採用しています。
リリースを出す企業にとってはその内容はニュースなのかもしれませんが、それは詭弁です。読者にとっての価値がなければそれは単なる企業の発表でしかありません。ポータルサイトがリリースをもニュースだと思っているのかどうか、一度訊いてみたいものです。もしそうなら、昨今特に欧州で問題になっている、メディアによる提供ニュースの使用料の話にも関わるのではないかと思いました。

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