3月12日──PR TIMESがBRIDGEを分社化
このニュースでもよく取り上げているプレスリリースの配信会社PR TIMESがスタートアップに関するメディアBRIDGEを分社化するそうです。
なぜわざわざ?と思いましたが、リリースにはこうあります。
現状の延長では「BRIDGE」の役割が縮小してしまう危惧があり、またこの3年間の試行錯誤を経て辿り着いた新事業へ本格的に挑むためにも、独立した法人として独自成長を目指し、経営責任の明確化を図ることといたします。
なるほど。BRIDGEはよく見ているメディアでもありますし、ますますの発展を期待したいと思います。

3月14日──クラブハウスがクリエーターを支援するアクセラレータープログラム発表
話題のクラブハウスがクリエーターを支援するアクセラレータープログラム「Clubhouse Creator First」を発表しました。20人を対象に支援するそうです。先月の盛り上がりと比べると、一気に波がひいた感があるクラブハウスですが、末永く続くサービスになるのでしょうか……。

3月15日──フジサンケイビジネスアイが休刊へ
6月いっぱいで休刊し、その後は産経新聞にフジサンケイビジネスアイ面をつくるそうです。よくここまで持ったと思います。産経新聞自体も厳しいでしょうが、デジタルには力を入れているようなので、これからに期待したいと思います。
3月15日──コンデナストが富裕層総研を設立
VOGUEやGQの日本版を出しているコンデナスト・ジャパンが富裕層をねらう企業のマーケ・コンテンツ制作支援に乗り出すそうですが、「コンデナスト富裕層総研」という名前はシブすぎませんかね。分かりやすいですが。

3月16日──Facebookがライターやジャーナリストを支援するプラットフォーム発表
米国で提供するこのサービスでは、eメールやWebサイトを作れるパブリッシングツールが無料で提供されるほか、FBページを作れたり、サブスクをやってマネタイズするのためのツール、効果の測定ツールなどが提供されたりするようです。とかくメディアと敵対することの多いFBですが、こういう取り組みはいいですね。メディアから独立したライターやジャーナリストのマネタイズは非常に難しいですから。
3月16日──西日本新聞が紙+デジタル統合パッケージサービス「LOCAL SAND」提供
新聞広告とデジタル広告が両方できるようなパッケージだそうで、折込チラシとデジタル広告を併用して、アナログ・デジタル両チャネルでの横断した接触ができるそうです。この発表もそうですが、西日本新聞はメディアラボをもっていて、音声広告の配信支援とか位置情報連動型広告サービスを提供するなど、面白い取り組みをしています。

3月19日──コンデナストがZ世代向けのインフルエンサー育成?
上で富裕層総研の設立を取り上げましたが、こっちは若者向けです。
リリースをよく読んでも分かりづらいのですが、インフルエンサーとかアンバサダーを使ったプロモーションの支援ではなく、インフルエンサー・アンバサダーを育成するんですかね?
この部分は分かりやすい。
CONDÉ NAST Social Talent Agencyが保有するクリエイティブインフルエンサーと一緒にTikTokで参加したくなるキャンペーン等のソーシャルメディア上でのコンテンツ制作をお手伝いいたします
でも
ステマを嫌うZ世代には“やらされ感のある”投稿は響きません。心からのブランドへの想いを発信することができるインフルエンサー/アンバサダーを発掘・育成することで、効果的なコミュニケーションをお手伝いします。
やらされ感のない投稿をやらせますってことでしょうか?
コンデナストがやりたいであろうことは分かる。そもそも無理があるような感じがしましたが、くさしたい訳ではないので、企業がうまく活用してZ世代の支持を得る助けになるとよいなと思います。

3月19日──ALANDがオウンドメディアを開始
昨年、渋谷にオープンして韓国文化好きの間で話題になっているALANDがオウンドメディアをつくったそうです。

トップページ(下図)がもうオウンドメディアというより、インスタかPinterestという感じですね。

ただ画像をクリックして個ページにいくと普通のオウンドメディアぽい体裁でちょっと拍子抜けしました。
あとALANDは日本ではアダストリアがやってたんですね。知りませんでした。