ビズリーチでいつものように年収700万円以上の条件で求人を検索したところ、「編集」「年収400〜900万円」という案件を見つけました。ヘッドハンター案件ですが、仕事内容に「1999年より運営を開始しました競馬総合ポータルサイトは節目の20年目となった2019年」とあったので、このままGoogleで検索してネットドリーマーズのnetkeiba.comの求人であることが分かりました。

ネットドリーマーズとは? ミクシィの子会社
ネットドリーマーズはnetkeiba.comのほか、週刊ベースボールONLINE(ベースボール・マガジン社と共同運営する野球情報サイト)、料理研究家小林カツ代さんのオリジナルレシピを紹介するKATSUYOレシピなどを制作・運営している企業です。
1999年創業、資本金は1億1000万円、従業員は103人(臨時雇用含む、2020年5月現在)。オフィスはミクシィやサイバーエージェントも入居している渋谷スクランブルスクエアの36Fにあるそうです。以前は晴海にオフィスを構えていましたが、2019年にミクシィが子会社化したため、同じところに移ったのでしょう。
直近3期の経営成績はこんな感じです。
決算期 | 2017年3月期 | 2018年3月期 | 2019年3月期 |
純資産 | 1,271百万円 | 1,538百万円 | 1,997百万円 |
総資産 | 1,857百万円 | 2,223百万円 | 2,840百万円 |
1株当たり純資産 | 535,293.18円 | 647,784.07円 | 840,865.74円 |
売上高 | 1,777百万円 | 2,226百万円 | 2,921百万円 |
営業利益 | 110百万円 | 422百万円 | 650百万円 |
経常利益 | 112百万円 | 423百万円 | 657百万円 |
当期純利益 | 58百万円 | 267百万円 | 458百万円 |
1株当たり当期純利益 | 24,428.00円 | 112,481.63円 | 193,115.73円 |
1株当たり配当金 | 0円 | 0円 | 180,000円 |
netkeiba.comは? UU1000万、PV10億超の競馬総合サイト
1999年に始まったnetkeiba.com。月間ユーザー約1,000万人、PV数10億超を誇る、日本最大級の競馬総合サイトです。 スマホ・パソコン・携帯電話向けに、最新ニュース、レース情報、著名人コラム、50万頭以上の競走馬データベース、海外・地方競馬情報などを提供しているそうです。
専門サイトで会員機能もあるようなので、競馬ファンに向けて広告を打ちたい企業からしても魅力的な媒体といえそうです。
求人の詳細は?
今回の求人を同社のサイトで見ると、仕事内容は「編集者として、編集コンテンツの企画やレギュラーコラムの担当編集などといった業務を行いながら、連携するクリエイターやエンジニアとの制作ディレクションなども担っていただきます」とのこと。
単に記事企画だけでなく、広告タイアップやイベントなどにも関わり、ゆくゆくはプロジェクトの企画、進行管理なども担当できることが期待されています。
必須要件と求める人物像はこんな感じです。
【必須要件】
- 編集経験(Web編集者の経験は優遇)
編集コンテンツの企画立案経験 - 編集・制作ディレクション経験
- タイアップ広告の企画立案経験
- コンテンツの進行管理経験
- データ(数値)に基づいたPDCA経験
- UX/UIデザインの知見
Web編集の経験は「優遇」とありますので、なくても大丈夫なようです。ただ編集者としての経験は必須です。
【求める人物像】
- 競馬好きな方、競馬界の発展を願う方
- 世の中に新しい価値を生み出したい方
- トレンドに敏感な方
- チャレンジ精神も持っている方
- アプリやSNSを積極的に利用している方
「競馬好き」は優遇されるでしょう。編集・企画の対象が好きなものであれば、企画をつくったり編集したり取材したりが苦にならないからでしょう。
給与はいくらくらい?
お給料についてはモデル年収が提示されています。くチームリーダークラスはこうなっています。
【モデル年収】
・チームリーダークラス
600万円~1200万円
(月給内訳)
基本給344,000円~760,000円
管理職手当70,000円
この下にスタッフクラスもありますが、30代・40代であればチームリーダークラスでしょうから、こちらだけ引用しておきます。
私がこの求人を見つけたビズリーチでは400万〜900万円とありましたから、多少差があります。ビズリーチでは、いきなりリーダーとしての採用ではなく、将来リーダーになって欲しい候補を探すのでしょうか。
いずれにせよ、競馬が好きな編集経験者には魅力的な求人ではないでしょうか。お給料も悪くないですし、ミクシィの子会社であり職場は渋谷スクランブルスクエア(それに、なんといっても好きな競馬の仕事なわけですから)。当てはまる方は挑戦してみてもいいのではないでしょうか。