あなたも打てる?“文春砲”──『週刊文春』の記者募集中、業務委託だが未経験も応募可

週刊文春記者募集 転職・求人
(文春オンライン ©: 文藝春秋 )

Googleニュースで『週刊文春』が記者を募集していることを知りました。要項はこちら(リンク先なし)。

週刊文春とは

知らない人はいないでしょうが、週刊文春についておさらい。1959(昭和34)年4月に創刊された週刊誌。日本の出版社系週刊誌では1956年創刊の『週刊新潮』(新潮社)と並ぶ老舗。「新聞・テレビが書かない記事」を書く週刊誌というスタンスだと紹介されています。少し前まで故・和田誠さんのイラストが表紙に使われていました。

個人的には不肖・宮嶋のイメージが強いです。

文藝春秋とは

週刊文春を発行する文藝春秋は1923(大正12)年1月、文藝春秋社として菊池寛が創業。 1946(昭和21)年3月、戦争協力のため解散。同年6月、株式会社文藝春秋新社が設立。 1966(昭和41)年3月、現在の社名に改められる。芥川賞や直木賞をはじめ、多くの文芸賞を手がけている。従業員は346人(20年1月現在)、売上高は19年3月期で219億円だそうです。

週刊文春といえば「文春砲」

週刊文春といえば、数々のスクープをモノにしている雑誌として知られます。「文春砲」という言葉は誰もが聞いたことがあるでしょう。

これは2016年に、新谷学さんが編集長に復帰してからのことだそうです。数々のスクープを報じ、政治家・有名人の辞任や活動停止に追い込まれたことからそう呼ばれ、恐れられています。

たとえばどんなスクープがあったでしょうか?

ベッキー・川谷絵音不倫、ショーンK学歴詐称、読売ジャイアンツ野球賭博、舛添都知事(当時)公用車私用問題、小室哲哉不倫などいろいろあります。記憶に最も新しい、衝撃的だったニュースはアンジャッシュ渡部建の多目的トイレ不倫です。

新谷学編集長とは

新谷さんについてはWikipediaにもページがあります。経歴は次の通りです。

1983年3月 – 東京都立八王子東高等学校 卒
1989年3月 – 早稲田大学政治経済学部 政治学科 卒業
1989年4月 – 株式会社文藝春秋入社。スポーツ・グラフィック・ナンバー、マルコポーロ編集部。
2001年 – 週刊文春編集部デスク、文藝春秋編集部統括次長、ノンフィクション局第一部長(書籍)を歴任。
2012年4月 – 週刊文春編集長に就任。
2018年7月 – 新設された週刊文春編集局の局長に就任。

以下の書籍も発刊当時読み、数年前なので詳細は覚えていませんが、どうやってスクープを出し続けるのか、その仕組みや姿勢がとても参考になった記憶があります。

今回の求人内容を確認 未経験は可?給料は?

募集要項を確認してみます。

◆業務内容:「週刊文春」特派記者
◆雇用形態:業務委託
◆対象となる方:未経験者も可。記者・編集者の経験者は優遇
◆勤務地:株式会社文藝春秋(東京都千代田区紀尾井町3-23)※リモートワークも可

未経験者でもOKな点には注目です。そして気になる月給は……

◆待遇:月給330.000円~(※経験、実績を考慮のうえ、応相談)

33万円から、とありますね。上がどこまでなのかが分からないのでなんともいえませんが、そう低くないのは、業務委託であって正社員ではないですし、未経験であってもそれなりにネタ取りの成果がヨメる人を期待しているからかなと思いました。

求める人材についてはこうあります。

未経験者も可。取材やジャーナリズムへの情熱があれば、記者経験、編集者経験がなくても応募可能です。もちろん経験者は優遇します。男女、学歴不問。2021年3月卒業見込みであれば、大学生も対象です。人間への興味があり、人に話を聞くことが好きな人が向いています。

新卒の学生も対象にしているのは意外ですが、面白い話を持ってこれそうな人なら務まるのでしょう。

特に週刊誌の記者は自分がそんなに文章にまとめるのがうまくなくても、ネタをくわえてくる役割で強みを発することで重用されるのではないでしょうか。

求める人材内容は?

仕事の詳細はこうあります。

毎週スクープを目指して、記者は1週間で1つのテーマを取材します(もっと長期間かけることもあり)。「週刊文春」の取材テーマは政治、経済、事件、芸能、医療と多岐に渡ります。はじめは、チームの一員として先輩から教えてもらいながら、さまざまな分野の取材をします。経験を積むにつれ、人脈が広がり、専門分野ができ、自分が出した企画が通れば、自分で原稿を書きます。テーマによっては、大人数で取材(河井克行法相夫妻の公選法違反疑惑のスクープは、12人の記者が広島県に入りました)。

手厚い取材体制

この中でも注目なのは、テーマによっては、大人数で取材するという点。河井克行法相夫妻の公選法違反疑惑のスクープは、12人の記者が広島県に入ったとあるのは、さすが週刊文春と思いました。

とても厳しいんだろうなと思いますが、勤務時間はどうなのでしょうか。

取材・記事執筆・編集の業務に合わせてフレキシブルです。「週刊文春」の発売にあわせて、毎週木曜日にスタートします。2カ月に一度ほど、3日半のローテーション休暇、年に3回、8日連続休暇の合併号休みがあります。

うーむ、これを読む限り休みについてしっかり定義されていませんね(笑)。業務委託ですし、週刊誌記者は相当キツいんだろうなと相続できます。

どうやって応募するのか?何が必要か?

応募には作文が必要だそうです。テーマは「私はなぜ週刊文春で働きたいのか」。800字以内。ワードなどのテキストファイルで書式は自由だそうです。フワッとしていて無難なお題ですね。

あとは「週刊文春で実現したい取材テーマ3つ」も書く必要があるそうです。これは本当にすぐ取材をさせてもらえるかどうかよりも、応募者が何かに強い興味や関心・強みを持っているかどうか、という点をはかる意味もあるのかなと思いました。

(可能性はともかく)新卒でも応募できる魅力。業務委託だが週刊文春記者をやれば力と実績はつけられる

週刊文春の記者募集について見てきましたが、感想としては、新卒でも応募できるのはとてもいいなと思いました。記者を目指す人にとっては一つ目標にできる場所でしょうから、応募する人数が増えることを想定すると、あまり経験のない若手の応募を受けるのは手間になりそうなものです。

それでも受けるというのは、それなりに人材は充足していて、どうしても足りない欠員を計算できる戦力で埋める必要がない、余裕があるということなのかなと思いました。

あくまで業務委託ですので、ネタを取ってこれない、スクープが書けない人は長く続けられないでしょう。しかし週刊誌・雑誌トップの『週刊文春』という職場ですので、記者職に惹かれている人はぜひとも応募したい求人ではないでしょうか。

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